街の焼きたてパン屋さんこむぎパンの保存方法と解凍、温め方について

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【パンの保存について】

一般的なパンは空気に触れている間は劣化速度が速まります。ですので新鮮なうちに密封状態にして空気と遮断してしまうことが後々美味しく召し上がっていただくために大切なことです。そして、ほとんどのパンが冷凍保存を基本とします。

食パンやフランスパンは、食べきりサイズにスライス、他の食材の匂いを吸収しやすいので専用のジップロックのような密封ビニールを使ったり厳重にラッピングして冷凍保存します冷凍庫に比べ冷蔵庫での保存はパンの劣化はどんどん進んでしまいますので、必ず冷凍庫で保存して下さい。

パンに使われている当店の生クリームは冷凍保存後の自然解凍でも美味しく召し上がっていただけます。

生のフルーツを使ったものは冷凍保存すると組織破壊が起きて食感が変わってしまうものが多いので冷蔵庫で保存して翌日中には召し上がって下さい。

【パンの解凍や加熱、温め方について】

食パンやフランスパンはそのまま、しっかり暖めたオーブントースターに入れて焼いてください。3日以上冷凍したものはその時点で水分が一部失われている場合がありますので1,2回霧吹きします。パンを入れてからオーブンのスイッチを入れるとパンが温まるまでに時間が掛かるので水分が飛びすぎてしまいます。予めオーブントースターを温めておきましょう。

菓子パンは常温でそのまま自然解凍し、種類によって軽くトーストするのもよいでしょう。

クロワッサンやデニッシュ類は多く含まれたバターが冷凍しても水分の蒸発を防いでくれています。常温で自然解凍後、電子レンジで20〜30秒、オーブンではアルミホイルを載せて焼くと焦げ目が付かずに温められます。温め時間を長くとるとバターとその風味が下に解け落ちてしまうのでほどほどに。

バターロールなどのやわらかいしっとりしたパンは自然解凍後、急激な焦げと水分蒸発を防ぐためにアルミホイルに軽く包んでオーブントースターで焼いてください。

(注)ここに記載された情報は全てのパンに当てはまることではありません。冷凍で細胞破壊が起こるものや温めると溶け出すものが使われているパンの冷凍や加熱は不向きです。また、バゲッドやくるみのパン等は常温での乾燥保存を好まれる方もいます。当店以外のパンについて必要な場合はその販売元にご確認願います。